生コン工場の主な製造設備は、コンクリートの材料を貯蔵するストックヤード(砂・砂利)、セメントを貯蔵するセメントサイロ、各種材料を練り混ぜるミキサ、積込ホッパの他、生コン車・ミキサ等から発生する汚水の処理施設及び洗車設備等があります。




バッチャープラント
バッチャープラントには特に定まった形等は有りませんが、一般的に a)材料貯蔵設備  b)計量設備 c)練り混ぜ設備 d)積込設備 e)その他附帯設備から構成されています。

材料払出貯蔵設備
バッチャープラントの最上部に位置する設備で、セメントを空気圧送にて受け入れる圧送管や骨材を運搬するベルトコンベア及び骨材を振り分けるターンシュートがあり、その下にはセメント、骨材を貯蔵する骨材ビンがあります。

計量設備
計量設備は、定められた配合の材料値を正確に秤り取る設備()です。この秤の精度は計量値に対しセメント・水±1%、骨材・混和剤で±3%以内とJIS規格によって厳しく定められています。現在では機械式の秤に変わって、計量精度の高い電気式のロードセル方式が主流になっています。ロードセル方式は荷重によるひずみを電気信号に変換し計量信号として計量制御装置に伝える方式です。

練り混ぜ設備(ミキサ)
計量した材料を練混ぜる装置をミキサと云います。その形式としては、生コン車のドラムの様な形をした可傾式ミキサ、タライの様な形のパン型ミキサ、そして材料を上下左右に強制的に練り混ぜる強制二軸ミキサと大きく3種類に分かれます。現在スランプの固いものから、柔らかいものまで短時間で練り混ぜることが出来る強制二軸型ミキサを採用する工場が増えています。 当工場は1回の練り混ぜ量が最大3m3の日本建機()製(現K$Kプラント(株))の強制二軸型ミキサを備え付けています。






セメント
プラントの横に建っている円柱型の構造物がセメントのサイロです。セメントは出荷基地(空見町SS)よりセメント運搬車(バラ車)によって運ばれ、運搬車より空気圧送にてセメントサイロに搬入します。セメントサイロからプラント貯蔵ビンまで運ぶ方法として、バケットエレベータで運ぶ方式と空気圧送によって運ぶ方式の2種類ありますが、当工場は空気圧送によって運ぶ方式を採用しております。セメントの種類は普通セメント200t、高炉セメント70t、早強セメント70t、中庸熱セメント100t、他特殊セメント用に100t、70tの計6種類のセメントを保管することができます。





骨材
骨材は、ダンプトラックで採取地から運ばれ、骨材受入ホッパより受入、ベルトコンベアによって各種類毎に骨材ストックヤードに搬入されます。ストックヤードは、最大出荷量の1日分以上貯蔵できる容量が必要です。当工場の使用骨材は、細骨材として砂・人工軽量細骨材、粗骨材として砕石(2005)、人工軽量粗骨材です。











水の原水は名古屋市の工業用水です。工業用水は、地下タンクより水中ポンプによりプラントに送ります。

混和剤
混和剤は通常3000〜5000LのFRP製タンクで保管して、ポンプ圧送にて計量ビンまで送ります。当工場は、混和剤メーカー毎にステンレス製5000Lタンクを設置し、種類はAE剤3種類、AE減水剤4種類、高性能AE減水剤5種類の計12種類を常備してユーザの要望に添えるように対処しております。





使用混和剤メーカー
BASFジャパン(株)・(株)フローリック・花王(株)・竹本油脂(株)




出荷する現場に対応したコードを出荷管理装置より受け、登録してある配合に対して各補正を行った後、計量、練り混ぜ、積込みを行う装置を操作盤といいます。当工場の操作盤には自動表面水測定装置と連動したスランプ計(SL-オートU)を備えており、品質が安定した製品をユーザーに提供しています。(K&Kプラント社製cps-kei)